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コイン精米機の使い方を解説!実際に利用してみた!

お米

玄米やもみを白米に精米するにはコイン精米機を利用する、家庭用精米機を購入する、もしくはお米屋さんで玄米を購入して精米をしてもらうなどいくつか方法があります。

今回ははじめて無人コイン精米機を使って精米をしたいという方に向けてコイン精米機の使い方や手順について紹介していきます。また、実際に使ってみて感じた点なども紹介していきます。これからコイン精米機で精米をしたいけれど使い方が分からないという方は参考にしてみてください。

コイン精米機とは

コイン精米機とは玄米やもみを持参して利用料金を支払い、料金やお米の量に応じてお米を精米する機械です。

コイン精米機はだれでも使える

コイン精米機は車の駐車できるスペースがあるJAや道路沿い、スーパー・ホームセンター・ドラックストアなどの商業施設で多く見かけます。そんなコイン精米機ですが、「利用できるのは農家の人だけ?」「JAの組合員しか利用できないの?」など疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。そんなことはありません、コイン精米機はお米を持参し、料金を支払えばだれでも使えます。

そもそも精米とは?

そもそも精米とはわかりやすく言えば「玄米やもみを白米にする作業」です。精白作業とも言います。収穫した稲はもみ(脱穀をしていない状態)です。

脱穀をしてもみがらを取り除いた状態のお米が玄米です。玄米にはぬかがついていて茶色い色の状態です。玄米からぬかを削り、白いお米にする作業を精米と言います。

⇒玄米の選び方やメリット・デメリットを紹介!

 コイン精米機の種類

コイン精米機は大抵、一人か二人が入れる位のスペースでコンパクトな作りです。メーカーもイセキ、クボタ、ヤンマーなど色々とあります。メーカーや機械の年式、設置されている場所などによっても精米機の機種が違ってきます。

もみから精米できるものや玄米限定の精米機などもあるので気をつけましょう。ほとんどの精米機には使い方が壁に貼ってあります。また、お米を入れると音声ガイダンスで操作を案内をしている機種もあります。

コイン精米機の使用方法

はじめてコイン精米機を使う場合はどうしたらいいのか不安になりますよね。ここではこれからコイン精米機を使いたいという方でもすぐわかるように使用手順を紹介します。メーカーや型式によって表示方法などが異なる場合もありますが、精米までの流れはほとんど変わらないので参考にしてみてください。

コイン精米機での精米の流れ

これからコイン精米機の使い方の流れを紹介します。これからコイン精米機を使うために必要な流れになりますので確認しておきましょう。

1 お金をいれる

2  玄米や籾を機械の投入口にいれる

 ※玄米専用機ではもみは精米できないので注意しましょう。

3 精米するお米のお好みの白さを選ぶ

4 精米したお米を機械から袋に取り出して入れる

コイン精米機の使い方

ここでは玄米から白米に精米する手順を紹介します。実際に精米するにはどんな使い方があるのかを具体的に説明します。

①精米するお米を確認する

さっそく精米をしていきましょう。まず、これから精米をしたいお米はもみか玄米なのか確認をしましょう。知り合いの農家さんからもみのお米を譲ってもらうなどでもみを精米する場合と、玄米を精米する場合では選択項目などが違ってきます。

また、コイン精米機によってはもみの精米に対応していない玄米専用の精米機もあるので確認しておきましょう。

②お金を入れる

まずが営業中のランプが付いているか確認し、必要なお金を入れます。機種によっては、音声で手順を案内してくれるコイン精米機もあります。画面や音声に従って精米をはじめましょう。自分で精米したいお米の量によって金額が違ってきます。精米したいお米の量に合う料金を確認し、お金を投入しましょう。玄米の場合は10kg百円、20kg200円、30kg300円と精米する重さで値段が変わります。

ちなみに私が利用したコイン精米機の重さごとの料金表は下記の設定でした。おそらくどのコイン精米機も同様ではないかと感じますが、利用するコイン精米機の壁などに重さごとの料金表が貼ってはるはずですので確認してみてください。

もみ金額(税込)玄米金額(税込)
6kgまで100円10㎏まで100円
12㎏まで200円20㎏まで200円
18㎏まで300円30㎏まで300円
24㎏まで400円40㎏まで400円
30㎏まで500円50㎏まで500円
※料金は、もみ6㎏・玄米10㎏ごと100円です。3㎏以下の場合は、精米できません。

③お米を投入口に入れます

機種によってはお米の投入口が最初から空いているものとお金を入れるとお米の投入口の蓋が開くものがあります。また「お米を入れてください」というようなガイダンスが流れる機種もあります。

1回で入れるお米は30キロが目安

1回で入れるお米は30kgまでを目安にしておきましょう。あまり多すぎると機械が詰まって故障の原因となる恐れがあります。30kg以上のお米を精米する場合には1度精米が終わってから分けて再度利用しましょう。精米機の機種によっては1度で精米できる量が異なりますので精米機の仕様を確認してみてください。

焦らずに落ち着いてお米を投入しましょう

30キロの玄米は重さもあるので、お米を袋から投入するときは次に人が待っている場合でも早くしなきゃと焦らずにゆっくり落ち着いて入れるようにしましょう。

④袋をお米の出口に設置する

お米を投入口に入れ終わったら精米したお米が出てくる白米出口に玄米を入れてきた袋をセットします。また、袋を別に分けて入れたいという場合は、玄米用と精米用の袋をそれぞれ用意しておきましょう。また、レジ袋をセットして使える機種もあります。

少量の袋でセットした時に袋の丈が足りない場合には受け台を使います。受け台はお米の出口の壁側についていて折り畳み式になっていますので手前に引いてセットします。また、受け台がない機種もありますが、その場合は高さをおぎなうための椅子や足台のようなものが用意されているところもあります。

袋の丈が足りていないとお米を精米して袋の中に入れる際に袋の外にお米が飛び散ってしまう可能性があるので、袋がお米の出口を覆うようにしてセットします。

⑤精米するお米の白さを選ぶ

玄米を精米する場合には好みでお米の白さを選べます。メーカーや機種によって選べる白さの種類は違っていきます。一般的には上白、標準、8分、5分などが選べます。また、無洗米や7分、1分なども選べる機種もあるので利用する精米機で選べる白さを確認してみましょう。

一例として以下のような選択ができます。玄米の場合には5分、3分、1分などが選べる機種もあります。また、精米の途中でも押し替えが可能な機種もあります。

上白ぬかがほぼ取り除かれます
標準 9割ほどぬかを取り除きます
8分8割ほどぬかを取り除きます
※機種によって7分、5分、無洗米などが選べる機種もあります。
ポイント

ぬかを取り除く割合が多くなるほど米粒も削られるので小さくなっていきます。

⑥精米したお米を袋に入れる

精米がはじまると投入した玄米が機械の中に吸い込まれていきます。徐々に精米されたお米が受け皿にたまりはじめます。ある程度たまってきたら、足元にあるペダルを踏むとお米が袋に注ぎ込まれていきます。

ポイント

30㎏の場合など量が多い場合にはある程度、受け更にお米がたまったらペダルを踏んでお米を袋に流し込んでいきましょう。

あまり貯めすぎて一気に流し込むと袋が安定してセットしてない場合、バランスを崩して袋が傾いてお米が外に飛び出す可能性がありますので気をつけましょう。

⑦精米が終了

精米が終わると電源ランプが消えて機械が止まります。音声ガイダンスのある機種の場合は終了を知らせるアナウンスが流れます。精米したお米が出てくるのが終わるのを確認してから袋を取り出して終了です。米袋の場合には紐をしっかりと閉めましょう。

精米が終わったかなと思って袋を取り出そうとすると、最後に茶碗1杯分くらい出てくる場合もあります。もったいないので忘れずに持ち帰りましょう。

実際に使ってみて感じた点

実際にコイン精米機を利用していて感じる点や気を付けた方がいい点などについて、ポイントをいくつか紹介します。ぜひ利用する際の参考にしてみてください。

30キロの玄米を台にのせるのが大変

30キロの玄米が入った米袋は重い

車に積み下ろしするのに力が必要

体力に自信がない人や腰痛がある人は無理をせずに小分けにして持っていった方がいいです。バランスを崩してお米をばら撒いてしまわないように気をつけましょう。

米袋の紐はしっかりと閉めましょう

米袋で精米を購入した場合には紐が解けないようにしっかりと結ばれています。精米が終わっていざ紐を結ぼうとすると、「あれ?どうやって結ばれてたっけ?」なんとなく今まで結ばれていた元の状態の形をたどってみたもののなんか違う。

結んで締めてみても簡単に解けてしまう。どうしようとなってちょっと焦りました。紐が解けないようにしっかりと閉めましょう。

※米袋の紐の締め方を詳しく知りたい方はこちらの動画が参考になります。

安定した場所に置きましょう

車でお米を運ぶ際には精米したお米をどこに置くのかも重要です。シートの上、トランク、荷台、足元など車の車種や大きさ、のせられるスペースなどによって置く場所はさまざまですよね。大前提として、精米したお米が倒れたりしないように安定したところに置くようにしましょう。

以前、車の後部座席のシートにそのままのせて、しかも紐がしっかりと閉まってない状態で帰ろうと車を走らせていた時、ブレーキを踏んだ勢いで米袋が倒れて車の中にお米が散乱という苦い経験をしました。

しばらく、取りきれない米粒が車の中に残ってました。シートにのせる時はシートベルトで固定するなど、倒れないように安定した状態で移動するようにしましょう。

コイン精米機を利用して良かった点

精米機を自分でメンテナンスしなくてもいい

コイン精米機は業者がメンテナンスをしてくれるので、故障した時や使い終わったあとでも機械の掃除をする必要がないので、メンテナンスが楽です。

家庭用の精米機だと使い終わったらクリーニングしたり、故障した場合には修理にだしたり、必要な部品のメンテナンスをする場合もありますが、コイン精米機の場合には自分でメンテナンスをする心配をしなくていいのがうれしいポイントです。

精米したてが一番おいしい

お米をおいしく食べるためのコツとして「こまめに精米する」ようにしましょう。お米は精米をすると、鮮度が落ちるのが早くなります。

⇒お米の鮮度や品質について解説

まとめ

今回はコイン精米機の使い方について解説してきました。また、実際に使ってみて気をつける点などについても紹介しましたがいかがでしたか。なんといってもお米は精米したてが一番おいしいですよね。精米するお米の量は生活スタイルによって違ってきます。生活リズムに合わせてなるべく早めに食べきれる量を精米しましょう。

⇒精米したお米の賞味期間は?おすすめの保存方法とは?

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