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世界中で生産されているお米の種類や特徴を紹介!

お米

日本と同様にお米を主食としている国はたくさんあります。日本ではジャポニカという種類のお米が主流です。では世界ではどうなのでしょうか。そこで世界中ではどんな種類のお米があるのか調べてみましたので、世界中で食べているお米はどんな種類があるのか知りたい方は参考にしてみてください。

世界の稲は多く分けて2種類

世界で栽培されている稲は大きく分けるとアジア原産「アジア稲」、西アフリカ原産の「アフリカ稲」の2種類に分けられます。2種類の中で生産量の大部分を占めているのが「アジア稲」です。

アジア稲を大きく分けると3種類

アジア稲は日本型の「ジャポニカ」、インド型の「インディカ」、ジャワ型の「ジャバニカ」の3種類に分けられます。日本ではジャポニカが主流で生産量も多く、日本で食べるお米の多くはジャポニカ米です。一方で全世界で栽培されている米の約8割はインディカ米です。

ジャポニカ・インディカ・ジャバニカ米とは

アジア稲の種類である「ジャポニカ」「インディカ」「ジャバニカ」はそれぞれどんな特徴があるのでしょう。ここでは3種類のアジア稲の特徴やおもな栽培地域について紹介していきます。

ジャポニカとインディカはアジア稲の種類です。日本における栽培種を基準にして日本の学者によって命名されました。日本で栽培されているものを「ジャポニカ」と呼び、異なるものをインディカと称しています。ジャバニカは品種としてはインディカより、ジャポニカに近いとされています。ゆえに日本のジャポニカを「温帯ジャポニカ」、ジャバニカを「熱帯ジャポニカ」と分類してはどうかといった見解もあります。

ジャポニカ米の特徴

ジャポニカは短くて円形に近い形状をした短粒種です。日本では主食として親しまれているお米ですが、世界での生産量は約2割ほどです。炊くと粘り気があり、もちっとした食感か特徴のお米です。

おもな栽培地域は日本や朝鮮半島、中国東北部、オーストラリア、アメリカ西部などで広く栽培されています。アメリカやオーストラリアでは栽培している目的は自国で食べるというより、日本などの米を主食としている国に向けて輸出をするためです。

インディカ米の特徴

インディカは粒が細長い長粒種の米です。炊いた時、パサパサした感じの食感が特徴のお米です。おもに栽培されているのは中国南部、バングラディシュ、フィリピンなど東南アジア諸国、インド、西部を除いたアメリカなどです。また、インディカ米は全世界で約8割のシェアを占めています。パエリアやピラフ、カレーなどに合ったお米です。

ジャバニカ米の特徴

ジャパニカはジャポニカとインディカの中間に位置する形状をしています。粒の幅が広くて大きな形状をしたお米です。生産量が少ないお米で、おもな栽培地域はジャワ島、アジアの熱帯地域や中南米などで栽培されています。あっさりとしていながら粘りのある味が特徴です。

さらに細かく分けて約10万種類

さらに品種ごとに細かく分類をすると約10万種ほどに分けられます。海外の場合は、米の形状によって長粒種・中粒種・短粒種に分類がされています。

「ジャポニカ」「インディカ」「ジャバニカ」の特徴・栽培地域

ジャポニカ、インディカ、ジャバニカのそれぞれの特徴や主な栽培地域の違いについてわかりやすくするために表にまとめてみました。

種類      特徴    主な栽培地域
ジャポニカ粒が短く短粒種と呼ばれている。日本では主食として食べられている米ですが、世界での生産量は2割程度です。
ねばりがあり、もちっとした食感が特徴。
炊いたり、蒸したりして食べる場合が多い食味がよく、冷めても味が劣化しにくいことからおにぎり・寿司・弁当などで食べることが多い
日本、朝鮮半島、中国東北部、オーストラリア、アメリカ西部
インディカ長粒種と呼ばれている。世界で生産されている米の8割ほどがインディカ米。
ジャポニカよりも粘り気が少なく、パサパサとした食感が特徴。
どちらかというと炊くよりも煮て食べる方が多いお米。
インドやバングラディシュ、フィリピンなどの東南アジア諸国、中国南部、アメリカ(西部を除く)
ジャバニカ大粒種と呼ばれている。ジャポニカやインディカより生産量も少なくごくわずか。
形はジャポニカとインディカの中間になるが、幅が広く大粒な形状。
あっさりとしていて熱を加えると粘りがでるが、ジャポニカほどではない。リゾットやパエリアによく合う。
インドネシア、イタリア、スペイン、トルコ、中南米

まとめ

世界で栽培されている米の種類は大きく分けて「アジア稲」と「アフリカ稲」の2種類です。アジア稲はおもに「インディカ米」「ジャポニカ米」「ジャバニカ米」と3つに分類されます。世界では「インディカ米」が最も多く栽培されています。日本の食文化では「ジャポニカ米」が日本人の味の好みに合っていて古くから親しまれています。また、ジャポニカ米にも多くの種類がありますので、自分の好みにあった種類のお米を調べておいしさを追求してみてはいかがでしょうか。

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